しばらくは、
「10kmないしは70分を超えるランニング」を2日連続ではやらない
「ポイント練習」ないしは「10kmないしは70分を超えるジョグ」の前日及び翌日は40分程度のジョグないしはランオフとする。
もしくはあえてランオフの予定の日の前に2日連続でやるか。
と書きました。
しかし、走力を上げていくには、走行距離はまだまだ伸ばしていく必要があると考えています。
距離よりも中身が大事という意見もありますが、今の走力でポイント練習をバンバンやって走るペースを上げたら、それこそ怪我してしまいそうです。
怪我したら元も子もないので無理は絶対に禁物ですが、私は来期のマラソンレースに向けてまだまだ走行距離を増やす必要があります。
そのためには疲れをできるだけ残さないで走行距離を増やしていかなければいけません。
その対策を考えていきます。
走りを楽しむ、ツラい練習はしない
常識破りの川内優輝マラソンメソッド
著者の津田誠一氏は、大学生時代の川内優輝選手を学習院大学で指導していた方。
表紙に
「最強の市民ランナーは、なぜ少ない練習量でも強いのか?」
と魅力的な言葉が!
P13
私の練習法は、”頑張りすぎない””走りを楽しむ”がモットーです。
P134
「明日も走りたい」という気持ちを常にキープすることが、結果に結びつく質の高いトレーニングの極意です。
疲れをためないことを目的に今回、あえて1回にジョグする距離を減らすことにしました。
決して長い距離のジョグをしている時が苦痛であったわけではありませんが、必要以上に走り終わった後や翌日に疲労を残してしまうと、コンスタントに走ることが難しくなってしまいます。
なので、1回のジョグの距離が短くなっても、疲れを残さないことでジョグする回数を増やせるのではないかと考えています。
例:10km+10km+休+休よりも6km+5km+6km+5km
のようなイメージです。
これは”頑張りすぎない””走りを楽しむ”ことにつながり、「明日も走りたい」と思えそうです。
「3時間切り請負人」が教える!マラソン〈目標タイム必達〉の極意
著者は50年近くの走歴で、フルマラソン完走150回以上、内サブスリーは60回以上。
指導者としても、ミズノランニングクラブの監督をやられていました。
これだけ経験豊富な方の指導方法となると信憑性も高そうです。
そして、表紙に、
「目指せ!サブ3」
「ツラい練習は絶対にしない!」
と、超魅力的な言葉が!!!
P29
「嫌な練習・辛い練習はしなくていい」ということです。これが私の練習法の大前提となります。
P130
マラソンは1回の超長距離でなくても、より短い距離の積み重ねで伸びるスポーツです。
P131
「20km走×1回」と「10km走×2回」の練習効果はイコールではありません。単発で考えれば、20km走×1回のほうが練習の負荷は高いです。しかし、長期的な練習効果としては、私の経験上ほぼ同等です。
と、あり朝ランや分割練習(朝夕)を推奨されています。
ひとまず1回のジョグを短くする代わりにジョグする回数を増やすことで走行距離の確保をしようと思いますが、そこから更に距離を増やそうと考えた時に「分割練習(朝夕)」を検討してみます。
一回一回走りに行くハードルを下げる
ジョグにしても一度に走る距離を短くすることで「走りに行く」という行為のハードルが下がります。
スキージャンプの”レジェンド”葛西紀明選手の本
にも「運動を始める」とっておきのコツとして、
P51
まずは「最初の目標設定を、ストレスを感じないレベルまで下げる」ことがポイントです。
とあります。
私の場合は走りに行くこと自体はストレスではないのですが、それで疲労がたまってしまいストレスとなってしまっていたように感じます。
とにかくストレスを感じないで走れるように工夫していきます。
まとめ
自分でも負荷が高いと思って取り組んでいるポイント練習などで疲れるのはいいのですが、負荷が低く疲れもたまらないだろうと思っていたつなぎ練習で実は疲れをためていたと思われます。
つなぎ練習は自分にとって楽にできるものでなくてはいけません。
「ジョグだから疲れないだろう」と考えていましたが、今の自分の走力だとジョグでも時間が長いと疲れが溜まるようです。
自分の実力(走力)を客観的に把握して、無理せず背伸びせずコツコツとやっていくのが大切です。